水添ヤシ油由来成分。エモリエント剤、柔軟剤、乳化剤、過脂肪剤としてクリーム、乳液、石けん、シャンプー、リンス、メイクアップ化粧品などに使用されています。

苛性ソーダとも呼ばれ、強いアルカリ性を示します。ｐＨ調整剤、中和剤として使われる成分で、脂肪酸を中和して石けんを作る時にも用いる重要な原料です。

水酸化アルミニウム。粉体の感触改良を行うために、一部の粉体に処理剤として使用します。

数多い温泉水の中からpHが低く、厳選された温泉水を使用しています。

ミネラルをバランス良く含んだ海洋深層水由来で、淡水化により不純物を取り除いた安全性の高い水です。肌のうるおいをやさしく補い、保湿効果、整肌効果、柔軟効果などが期待されます。

皮膚に対する安全性を高めるため、イオン交換樹脂を通して精製して不純物を取り除いた、無色透明で、約ｐＨ5.5〜7.0の水です。

炭素数10～30の脂肪酸とコレステロールとラノステロールとの混合物からなるエステルです。皮膚保護作用とツヤ出し効果、さらには成型助剤としての働きがあります。主に清浄用化粧品で使用されています。

着色剤の一種。鉄の酸化物で、黄色の黄酸化鉄や黒色の黒酸化鉄、インドのベンガル地方からとれる天然の酸化鉄である赤色のベンガラがこれに属します。耐熱、耐光性にすぐれ、粒子が小さくなるにつれて着色力が強くなり透明感が出てきます。また、UV-Aを散乱させる効果もあります。パウダー、クリーム、メイクアップ化粧品に使用されています。

白色顔料の一種。塗布時に白くなりにくく、UV-A、UV-Bの両領域をバランスよく散乱するというすぐれた機能をもっています。

光の屈曲率が高いのでカバー力が高く、肌のくすみや色むらを目立たせなくする効果を期待して、ファンデーションなどのメイクアップ化粧品に広く使われる白色顔料です。また、紫外線遮断効果も高いので、サンケア化粧品にも欠かせない成分です。特に微粒子化した酸化チタンは透明性が高く、紫外線防御効果にすぐれているので、高SPF商品の主要原料になっています。