ヒマワリの種子から得られる油です。柔軟効果や水分の蒸発を防ぐはたらきが期待され、乾燥から肌を守る目的で用いられます。

トウゴマの種子を圧搾して得られる、主成分としてリシノール酸を豊富に含有する粘性のある液体油。柔軟効果にすぐれ、唇の粘膜に親和性が高いので、口紅ののびや密着性を良くするなどの特徴があります。

天然に広く分布するセルロースを水に溶けやすいように水分基の一部を置換した成分で、増粘剤としてはたらき、製品の性状や使用感の調節に利用されます。

ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム塩化物と加水分解ケラチンから得られる4級アンモニウム塩。帯電防止剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤として用いられます。

非還元性のオリゴ糖。さっぱりとした軽い使用感の可溶化剤や乳化剤などとして使用されています。

カニの甲羅などから得られたキトサンを水に溶解させやすくした成分です。皮膜効果があることから、肌や毛髪を保護します。また、増粘効果もあることから、スキンケアやヘアケアに配合されます。

ヒドロキシステアリン酸のコレステロール誘導体。抱水性があり、すぐれたエモリエント効果をもち、乳化安定作用もあります。コレステロールやレシチンとともに角層細胞間脂質で、皮膚の保水性に重要な役割を果たします。

植物繊維を水に溶けやすい状態に転化した、増粘性、乳化安定性、皮膜形成効果などにすぐれた成分。主にヘアケア製品やパック、マスカラなどのメイクアップ製品に広く用いられています。

水酸化カルシウムとリン酸を反応させてできたリン酸カルシウムの一種です。ベース形状保持や強い化粧膜をつくるので口紅、ファンデーションなどのメイクアップ化粧品に配合されています。

角化細胞成長因子（KGF）。細胞を活性化し、発毛を促します。また、毛根を刺激し、毛髪を強くします。