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フジサンケイビジネスアイ「日本の美を愛でる」ススキが掲載されました

2019.11.27
こんにちは。 フジサンケイビジネスアイ「日本の美を愛でる」by wamilesより、10月はススキです。 十五夜の月見には、ハギ(萩)とともにススキを飾ることが多く、日本語ではススキの穂は、それを動物の尾に見立てて尾花(おばな)と呼ぶことがあり、ススキ自体もそのように呼ばれることがあります。 この「尾花」はススキおよびススキの穂を意味する古名であり、奈良時代初期の歌人・山上憶良が『万葉集』(巻八 1538)にて「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花」と詠んだように、古来、秋の七草の一つに数えられています。 ススキの「スス」は、葉がまっすぐに、すくすく立つことを表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと言われています。 今回のお召し物は、白大島に葉っぱ一枚一枚を重ね合わせて、染め上げた大変貴重な手間のかかったもの。 赤橙と柿色の入り混じった深みのありながら、鮮やかな色はとても艶やかな色です。 名古屋帯でありながら、存在感のある古典柄が格をあげています。 記事はこちら 今回のメイクは、秋の憂いを漂わせながら、お召し物との色をコーデイネイトしました。 ファンデーションも赤味を出しつつ148(ローズベージュ)に149(ホワイトベージュ)を少し。 秋の季節感から、秋冬提案カラーの1色であるセピアブラン、キャンディーピンクをほのかにのせて更にハニーオレンジをプラス。チークはセピアブラウンとピンクベージュを、リップはタンゴレットを少しにヌードベージュ、フーシャピンクを混ぜた少し控えめのピンク色に仕上げました。